歯科医師の多くが、意識はしていなくてもU.S. Newsが毎年だしている「米国ベストジョブ ランキング」などの情報をしっています。
そのU.S. News において、日本とスイスが世界のベストカントリーに選ばれ、起業環境においても日本が世界1位という記事がでました。
U.S. News _ Switzerland and Japan Are the World’s Best Countries
ちなみに、起業環境で第2位がドイツ、第3位が米国とのことです。
米国で経営学を学び、東京で起業した私としては、「まっ、そうかもな・・・。」と思います。起業環境について、実際にゴリゴリのベンチャーファイナンスを経験してきた身として、文書や署名がデジタル化されていったらもっと効率よくなるな・・・とか思う事もありますが、全体として非常に整ったベンチャーエコシステムができあがってきているのではないでしょうか。
日本を過剰に賛美するつもりもありませんし、そんなはずはないと卑下する気もありません。ただ、自分の国が認められる事は、国民として嬉しく誇らしいことです。
日本は社会全体がなんとなく自信を失っているように感じる時があります。ただ、明治維新以降、常にもがいて苦しんで成長してきたのがこの国です。我々は、我々の世代特有の課題に向き合っていくだけのことです。
たった一つの切り口かもしれませんが、「世界のベストカントリーで、世界でもっとも恵まれた起業環境において、起業家人生を歩んでいること。」
この事実は、私に幸運感と責任感を与えてくれます。
「自らの1日の怠惰が、歯科医療を通じた日本国の発展を1日遅らせている」というとおこがましいかもしれませんが、そういう思いで日々を過ごしています。
自分の置かれた環境に感謝をする、嬉しいニュースでした。