ガイアの夜明けの放送を、無事に終えることができました。多くの歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手の皆様を始め、歯科内外の方々から「見ました!」というメッセージをいただきました。本当に、ありがとうございました。
取材協力をいただきました、新浦安の栗林歯科医院の栗林研治先生、このような機会を与えてくださいました伊藤忠商事の担当者様、テレビ東京様、本当にありがとうございました。
WHITE CROSSの経営理念は「歯科医療の社会的価値を高める」です。
そして、我々はテクノロジーの力を活かして「歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手など臨床現場の人々を支える黒子」として、歯科医療界において当たり前とされている非合理を、当たり前の合理へと置き換えていきます。
WHITE CROSSの行動原理は「臨床現場ファースト」であり、その先にある歯科医療の受け手である国家・国民に提供される歯科医療の質の向上をサポートし、その先に、国家・国民にとっての歯科医療の社会的価値の向上を目指しています。
日本歯科医療には、その社会的価値を高めながら日本国家・国民に貢献し、発展していける成長戦略があります。その成長戦略については、尊敬する先生からいただいたご縁で、歯界展望にて「日本歯科医療への提言」として書きしるさせていただきました。
こちらは、WHITE CROSS社員の必読教本にもなっております。
話を戻しますと、今年1月に伊藤忠商事にWHITE CROSSに資本参画いただく際、徹底的に共有させていただいたのが、WHITE CROSSの経営理念と国家・国民価値のある歯科医療の成長戦略についてでした。
伊藤忠商事の売上高は5兆5000億円、2018年度の当期純利益は5000億円を見込んでいます。日本の歯科医療市場規模は、自費治療を含めて3兆円から3兆5000億円と推計されています。我々の市場そのものより遥かに大きなエコノミクスの力を、歯科医療市場に適切に活かして行くことは、
「国家・国民にとっての歯科医療の社会的価値の向上」
「歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手など臨床現場の人々の光ある未来」
の両方に明確に繋がり、歯科医療の成長戦略の実行に寄与することになります。
巨大なエコノミクスと連携しながら、「臨床現場ファースト」のサービスを構築していくために、WHITE CROSSの社内には、臨床経験のある歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科技工士、そして歯科医療産業出身者などが多数在籍しており、各自の経験を活かし、日々、仕事に取り組んでいます。
快く取材協力してくださった栗林先生。本当にありがとうございました。
ありがたいことに、最近では多くの臨床現場の皆様から、期待を込めて「こういう取り組みはできないか」「歯科医療界はこうすればもっと良くなるのではないか」という声をいただけるようになりました。
私は、歯学部で歯科医学を学問として学び、歯科医師として臨床現場にて実践してきました。その臨床経験を通じて感じた違和感や非合理を当たり前の合理に変えるため、そして歯科医療が日本社会においてその価値を高めながら産業として成長していく戦略を模索するために、ビジネススクールにて経営学を学問として学び、経営者として実践する傍ら、医療ジャーナリストとして執筆・講演をしてまいりました。
起業して4年。少しづつですが社員という仲間ができ、WHITE CROSSにご期待・ご共感いただき、お力添えいただける臨床現場の皆様が増えてきていることに、心からの感謝を申し上げます。
お陰様で、今回のガイアの夜明けでは、WHITE CROSSとd.Styleについてかなり丁寧に取り扱っていただくことができました。
その一方で、WHITE CROSS、そして私自身も、地に足をつけ続けなければいけません。こういう時が一番危険であり、気を引き締めております。
「国家・国民にとっての歯科医療の社会的価値の向上」
「歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手など臨床現場の人々の光ある未来」
のための布石の一枚になるためにも、変わることなく日々、微力をつくしてまいります。今後ともWHITE CROSSを何卒よろしくお願い申し上げます。