2021年のWHITE CROSSの全社スローガンは、「組織の成長と、売上の拡大」です。
昨年の夏から一気に成長が始まり、会社として一段階上のフェーズに入りました。
今年に入ってからも、歯科医師向けウェブメディアの「WHITE CROSS」の登録ユーザー数が40,000人を超えたり、デンタルスタイル のあらゆる数字が過去最高を更新してきたりと、安定した成長ステージに入っています。(プレスリリース へ)
そして2月1日、この数年間、私が問題視し続けてきたデンタルスタイルのデザインのリニューアルが開始されました。(デンタルスタイル へ)
この1年半、抜本的な改修を行ってきた結果、機能的には良いものができてきたのですが、やっと私が最重視するUI/UXに着手にすることができました。
エンジニアさんに
「神々は細部に宿る。」
「手が切れるサービスを作ろう。」
「妥協をしてはいけない。ユーザーは、そのプロダクトに注ぎ込まれた熱量を無意識に感じとる。」
「美しいと自信を持って言えるレベルに達していないものでは、人の心は動かない。」
と伝え続けてきました。
その結果、Baby Stepではありますが、私のイメージするデンタルスタイル に向けて、本当の意味で最初の1歩を踏み出すことができました。
実は、「神々は細部に宿る。」「手が切れるサービスを作ろう。」などはWHITE CROSSが創業以来維持してきたスタンスであり、今後、会社の伝統になっていくべき信念でもあります。「手が切れる」という表現は、私が尊敬する稲盛和夫さんの言葉の表現です。
熾烈な争いが繰り広げられるビジネスの世界で勝つために必要なのは、他社に真似されても抜かれることがないだけの熱量を注いだオリジナルのコンテンツ、サービス、UI/UXを丁寧に組み上げていくことです。
中途半端なものは、中途半端な修正の繰り返しに繋がり、現状維持はできても成長には繋がりません。他社がやっていることを真似する。あるいは、他社がやっていることを少しよくするという程度では、事業は成功しないと私は信じています。
実は、私は起業して以降、競合他社と言われる会社様のサービスには可能な限り触れないようにしています。無論、必要に応じて徹底した分析・解析をかけることはありますが、基本的にWHITE CROSSの戦略/アイデンティティの具現化に集中してきました。作るべきは、あくまでオリジナルです。
会社が上昇気流を捉えかけてきた今年、1番大切なのはマネージャー層の成長を核とした、組織の成長です。毎月、社員が増えていく中で、執行役員/部長などの各部の責任者への教育を、私自身の最重要課題としています。
そのため、毎週月曜日の朝に行われる弊社の役員会においては、ビジネス書の読み合わせの時間を設けています。
今、これを怠ると、拡大とともに歪みが大きくなり、後々に組織の崩壊に繋がります。だからこそ、はやる気持ちを抑えてでも、組織の成長のためにエネルギーと時間を割く必要があります。
人以外に、会社を前進させられるリソースはありません。「人は城、人は石垣、人は堀」です。
WHITE CROSSは、今年も利他の心を大切に、歯科医療界、そして日本社会の発展に貢献できるように事業展開をしてまいります。