WHITE CROSS Live  ーセミナーのLive配信ー

先日、総義歯治療で有名な松丸悠一先生をお招きして、WHITE CROSS Liveを開催させていただきました。

わかりやすく爽やかな語り口調で、松丸先生の圧倒的な知識や技術、そして総義歯治療への情熱が伝わってくる素晴らしいセミナーでした。歯科医師向け情報サイトの「WHITE CROSS」にもそのレポートも出させていただいております。

WHITE CROSS Live へのご出演を快諾いただきましたこと、心からの感謝を申し上げます。

005

日本歯科医療界において、オンデマンド配信や 1 to n でのサテライト配信はこれまでにもありましたが、1 to ∞ でのLive配信はWHITE CROSS Live以前には存在しませんでした。

Live配信は、講師の先生の知財を守りながらその共有効率や知の単価を高めることができます。それと同時に、受け手の時間コスト・移動コストを下げることで学習単価を下げることもできます。なにより歯科医院単位で価値観や知を共有できる枠組みとして育てており、WHITE CROSS Liveの理念通りの使用法をしてくれている歯科医院さんも全国各地で増えてきています。

写真の使用許可をいただいた神奈川県の歯科医院さん

002

愛知県の歯科医院さん

003

鹿児島県の歯科医院さん

006

 

歯科医院での診療終了後に、ケータリングで食事を取りながら全員でセミナーに参加し、それぞれの立場から翌日からの臨床に取り入れるための意見出しやディスカッションも行っているとの話もいただきました。それこそが、歯科医院単位で新しい学びを患者価値に還元するための大切な一歩であり、様々な観点からこれからの時代にフィットする学びの姿の一つであると私は考えています。

この3枚の写真からも、上京してのセミナー参加と比較すると、各歯科医院数十万円レベルでコストが削減されている上に、歯科医院単位での価値がうまれていることがわかります。

無論、講師の先生にとってのご出演いただいた意義が高まることが必要不可欠です。そこについては徹底的に考え、ご納得いただけるシステムを組んでいます。ただし、現時点で、Live配信による技術研鑽は難しいです。歯科医師が知識技術職である以上、そこはやはりハンズオンセミナーなどへの参加が必要であり、WHITE CROSS Liveはそのためのきっかけとなることを願っています。ICTには、当然のように限界があります。

WHITE CROSSが歯科医療界初の1 to ∞ でのLive配信を開始したのが2017年1月。それ以降、十数回の配信を経験してきました。蓄積されたノウハウと今後のテクノロジーの発達などを考慮した結果、来年に向けて ∞ to ∞ を可能とするWHITE CROSSの立ち上げ時と同等レベルの努力と資本投下が必要となるプロジェクトが動き始めています。今我々が考えている理念に基づいたシステムを、中立のPlatformとしてインフラ化させることで生み出せる社会的価値は小さくないと信じています。

WHITE CROSSは、日本歯科医療界から情報の砂漠地帯を無くしていきます。

立ち返る時間

私は人生において2つの基軸を持っています。そこに人生を捧げてきた諸先達と比較するととるに足らないものですが、一つは歯科医学と臨床経験。もう一つは、経営学と起業家としての経験です。それらを重ね合わせながら、どのような社会的価値を生むか考え続けることが私の日常であり、今の人生そのものです。

UCLAを卒業してからの3年間は、実践的なinputを抜きにすると、outputに力を入れてきました。その結果、今のWHITE CROSSがあります。しかしながらここ最近、これまで繰り返し学んできたはずのことを見返すために、古典的なビジネス書を読み直しています。

面白い事に、昔徹底的に学んだはず事でも、人生のステージが変わる事によって、学びの内容・質が変わってきます。正直、UCLA在学中は、書籍や教室で教えられる事が、実際にそのまま使えるとも思っておらず、畳の上の水練だと思っていました。しかしながら、卒業して3年が経ち、ふとした時にそこに立ち返り判断基準とする自分がいます。

歯科医学にしても、経営学にしても、先人たちの知の蓄積には美しいものがあります。また、歯科にせよ経営にせよ、真剣に取り組んできた先達の職業人としての美しさには、時として感動を覚えます。

希望の道標

帰国して3年の時が過ぎました。

この間、起業家としての素晴らしい経験も、悔しい思いも・・・色々ありました。ただ、生きていることを強く実感させられるこの生き方は、自分の性質にあっていると感じています。

ここまでブログを停止していたのには理由がありました。ビジネススクールの学生として自由に文章を書いていた時代と、歯科医療従事者専用のウェブメディアを運営しているその後では、スタンスが違いすぎたということ。WHITE CROSSを前進させることに集中する日々の中で、このような形式での情報発信のプライオリティーが低かったことなどがありました。

まだまだ走りつづけるステージにありますが、WHITE CROSSが生まれるまでのストーリーであるUCLA留学記とは分けて、私と副代表の田代で日々の考えなどを記録していきます。

スクリーンショット 2018-07-21 21.54.43

臨床からは離れていますが、私は自分が歯科医師であることに誇りを感じています。日本歯科医療は、その社会的価値を高められる時代への転換点にあります。

また、仕事を通じて数多くの素晴らしい歯科医療人の方々に出会わせていただきました。多くの方々が、日本歯科医療に良いものであってほしいという共通の願いを持ち、それぞれの立場で歩んでいました。

多くの方々にとって、そして国家・国民にとって希望が持てる歯科医療界であるようにという願いを込めて、「希望の道標」というタイトルでブログを再開いたしました。

丁寧に記載をしていきますので、よろしくお願いいたします。