ビジネススクールの実態を切り裂く、凄くまじめな投稿かと思いきや・・・

教授の目線
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生徒の目線
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卒業まで、あと4ヶ月です。

+αは真面目なトピックです。

私は、Andersonの日本人在校生会の VP of Admission という役職をやっているのですが、本日その仕事の関係でAdmission Office に訪れました。

Admission Office と言えば、受験時代には、自分を生かすも殺すもこの方々次第・・・というある種、恐ろしい存在です。しかしながら、学生になってから行ってみると、結局Admission Officerの皆様も血のつながった人間で、寧ろ受験生の一人一人がどういう人かを真剣に知りたがっている人情味にあふれた方々・・・という印象です。

受験時の英語力でビハインドが大きい日本人にとっては難しい事ですが、英語が出来る方であれば、積極的にAdmission Officerに話しかけて、自分の人となり/学校へのフィット感の強さを知ってもらうべきなんだろうな・・・と思います。

 

一度、MBA受験をくぐり抜け、ビジネススクールの実態を経験した者の目から見ると、MBA受験を通じてAdmission Officerが求めているのは何であるかがより明確に見えるようになります。受験時代に、この目線を持っていれば・・・とは思いますが、これまでの日々を気に入っているので、言いっこなしです。

 

Waitlist Applicantとして7ヶ月半もお世話になりつづけたmanagerさんや、渡米後に直談判し、最後の最後に私に合格させてくださったAdmissionのトップの方と久しぶりに話し込んでいました。

「あの面談の際にお話したShort term goalで書いたビジネスプランをこの2年間で発展させ、無事、資金調達を受けました。」と伝えたところ、冗談めかして「あの時の、貴方の真剣さを信じて合格をだした私の目に狂いはなかったわね・・・帰国後も、UCLAの良さを伝え続けてね」とのことでした。それはもちろんです。

 

殆どの学生は、受験時にShort term goalなどで描き、インタビューで語った未来予想図とは、全然違う生き方をします。それは想像を超える量/質/幅のInputにさらされるビジネススクールの性質上、あるいは予定通りに物事が運ばない人生というものの性質上、当たり前であり、悪い事では有りません。

Admission Officeが受験生に見ているのは、別にそれが実現化するかしないかなどではなくて、この受験というタイミングを活かして一度自分の人生/キャリアについてとことんまで掘り下げて、説得力を持って語れるレベルに達しているかどうか・・・つまりその受験生が、現実的に自分の人生に真剣に向き合い考え抜く力を有していることを示せるかどうかだと思います。ここにおいて、GMAT 700点などはトップスクールを受験するための前提にすぎません。

そう考えれば、受験時代に私が合計10回のwaitlistという不本意な結果を突きつけられたのは自然な事かもしれません。起業家としての実績のなかった私が、Applicationで自分のビジネスプランを壮大に語るというのは、その段階で、やや非現実寄りに見えてしまったのかもしれません。合格するまでプロセスも含め・・・例え、身近な人を含め周囲から根拠のない不安の言葉をかけられ続けても、自分を信じて歩み続けられる強さが、今になって説得力として活き始めてくれているように思います。

 

話を戻しますと、もし受験を通じて、自分の人生/キャリアについて一度とことんまで掘り下げ、Admission Officerを説得できるレベルに達した人であれば、入学後に全く予定していなかった仕事に興味を持とうとも、 リクルーティングが思い通りに行かなくても、人生の不条理に直面しても・・・その時々に、現実的に考えぬいてbetterな選択肢を選ぶ事が出来るはず・・・だから、そう言う人を見いだして合格させようとしているのではないか・・・と思います。

まっ、ビジネススクールが好むバックグランド/社費でその会社が特定の学校に枠を持っているなどの場合は、Admissionの見方も違うのかもしれませんが、私が交流してきた限り、そうである方がそうでない方と比較して、真剣でない/劣る・・・などと感じさせられた事は有りません。寧ろ、どなたも厳しい社内選抜をくぐり抜けてきたなど素晴らしい人財です。

・・・ビジネススクールの8割5分を消化した今だから思う、MBA受験で何が見られているかでした。LAは真夜中過ぎ、ふと書きたくなって書きました。

ふとカウントしたのですが、今回の投稿が、ブログ開設から丁度200回目の投稿になります。随分、色々描いてきたのだな・・・と思います。