留学する前に、ToeflやGMATそれなりにがんばったし何とかなるかな・・・とか思ってましたがなんともなりません。

買い物とかで困ることはないのですが・・・Nativeがトップスピードで議論を始めた瞬間に理解が追い付かなくなります。

 

Texas McCombsのオリエンテーション3日目に10人1チーム、計6チームでのチーム対抗会社経営シュミレーションゲームを行ったのですが、完全にチームの蚊帳の外にほっぽり出されました。言葉が分かる範囲で必死についていこうとしたのですが、途中から完全に”いないもの”扱いをされてしまいました。悔しさでその日の帰り道、絶対に追いついてやると心に決めました。

留学中の学びの質を下げる要素があれば、MBAの初期段階においては”言葉”、慣れてくると”文化”なのかなとか思います。
よくドメの日本人留学生が口にすることですが、Undergradで米国留学しておけばよかった。私もそう思いました(笑)

とはいえ、これまでの自分の歩いてきた道に後悔はありませんし、とにかく今から必死になるしかないわけです。

2010年に出張ついでに、札幌の観光スポットである時計台に行きました。時計台の正式名称は、「旧札幌農学校演武場」であり新渡戸稲造や内村鑑三を輩出した学校です。

驚いたのは、そこに展示されていた新渡戸稲造直筆の英文章。

十分な英話教材もインターネットもなく圧倒的に英語に触れる機会も情報も不足していた時代においてなぜこれほどの英語力を身につけられたのか。明治時代に日本国の未来を担う青年達が持っていた”明日への思いと覚悟”に触れた気がし、感動すら覚えました。

小学生の頃に時計台に来た時には何も感じなかったのですが、年齢とともに、物事の見方は大きく変わるのだな。と当たり前の事を感じました。50歳くらいになったらもう一度行ってみよう・・・また何か、その時の自分に響く何かがあるかもしれない。

後に新渡戸稲造が著した、Bushido: The Soul of Japan は世界的ベストセラーとなりました。一般的に日本で読まれているのはその翻訳版ですが、原文はよりシンプルな表現で武士道について記載されていて美しいとすら思えます。

明治時代の青年達と、今MBAに来ている青年達を比較して、決して現代が過去に劣っていることはないでしょう。実際に世界各地にMBA留学をしている仲間達も、それぞれに相当に強い覚悟と思いを持って留学に臨んでいると感じます。

明治時代は、列強に追いつく時代でした。そして現代、再度日本という国の力が問われています。各Business School、1クラスに1名日本人がいるかいないかです。大学によっては、1学年日本人1名ってところすらあります。

150年前の文明開化に日本の未来に思いを馳せて世界に飛び出した青年達の思いを引き継げるようにと思います。

思いを馳せることは大切ですが現実に戻りましょう・・・Leadership Foundationのケースを読まねば。少しでも早く、Nativeの議論に参加出来るように・・・2年で身につく英語力には限界がある言いますが、それを今言えば言い訳、2年後に言えば経験から得られた結論です。単純に一般論を受け入れることと、実際に自分でやってみて分かる事では価値が違うと思っています。今は吸収できるだけ吸収していくことです。