ここまで間あけるか・・・という位、ブログの更新から遠ざかっていました。単純な忙しさで言うと、秋学期/冬学期は息をつく暇もなかったのですが、春学期に入って以降の方が自分のやりたい事をやっている感が強かったため、そちらに集中していました。

また、Spring Breakを境に、過去半年間に渡って書き綴ってきた考えを、古いものとして捉え始めています。読み返す事で、自分が着実に前に進んでいる事を認識する・・・このブログには私自身の前進の過程が刻まれていますので・・・私的価値が高いのです。故に、書き続けなければ。

奢りなどではなく、正直な実感として日本からMBA留学をしている人達、またその受験生/卒業生の中には、まさに各産業/分野において日本の明日を担っていくトップの中のトップの人材である方々が多くいます。彼等との深い交流を通して感じるのは、金融/コンサル/事業会社/政府/医療・・・それぞれの道でエリートとしての人生を歩んできた彼等も、私と同じように考え、適度に不安を抱え、歩み続けてきているという事です。ビジネススクールにくる前は、全く違うステージで輝いている自分より遥かに能力の高い人達・・・というイメージでしたが、最近は同じ人間なんだなと・・・当たり前の事を感じています(笑)

20代中盤の私は、自分は何にでもなれるし何でもできると信じていて、溢れる高揚感/未来への期待感を常に感じていました。しかしながら、他校の親しい友人達と話していた事ですが、目の前には無限の可能性があるようで、実はその時々に得られる選択肢はそれほど多くはないのかもしれません。また、飛躍した選択肢より、これまで自分が生きてきた人生やキャリアと整合性が取れる選択肢の方が多いのは確かです。

私自身、昔憧れた戦略コンサルや投資銀行への挑戦権がある世界に身を置きながら、自然にヘルスケア、特に歯科医療に関わる選択肢を選んでいます。そして、そちらの分野においては日米問わず素晴らしいチャンスを得やすいポジションに自分自身がいる事も事実です。私の身につけてきたもの・・・大規模な歯科医療法人のトップマネジメント経験/業界に対する理解の深さ/ビジネスに関する基礎力・・・それを無視しては生きていけないのでしょう。とは言え、自分自身が信じて描いたビジョンの大きさに等しく自己実現をしていくのが人間です。これまでの自分だけに照らし合わせて、選択肢の幅を狭める事で、熱意を捨てて小さくまとまる守りの生き方を選択するのはナンセンスです。彼等自身の立つ瀬からこそ描けたビジョンの大きさが、Softbankの孫正義氏/楽天の三木谷氏/Globisの堀氏というアントレプレナーシップの巨人達を生んでいます。

”周囲からの期待の賞味期限”はあると思います。それはそれでいい。私自身が”自分自身への期待の賞味期限”を設けさえしなければ良いです。私だからこそ描ける、最大限のビジョンを考え描き続けています。

この1月半、ミケ(1月以降ブログにしょっちゅう良くでてくるMichaelの事。)と進めている、私の描くビジネスプランが面白い程進んでいっています。3月の上旬にAndersonのStudy roomで、

ミケ: 「Hiro(私の事)と一緒にビジネスをやりたい!」
私:  「貴方程、活動的で顔が広くて能力が高い人が、どうして私と組みたいの?私は英語が下手だし、もっと効率よく議論できて仕事が進ませやすい上に、私より能力が高い人ならいるでしょ?」
ミケ: 「だって、起業に興味がある人は多いけど、Hiroは数少ない本気の人でしょ?それに一番気が合うし。」

と言う会話があり、続いて3月末のJapan Trip後、成田からLAXに向けてのフライト中、機内後方のトイレ前のスペースにて、

ミケ: 「何のビジネスにする?Hiroのアイディアを信じるよ。」
私:  「・・・Wearable を歯科医療現場の効率化に活かそう。明確なアイディアはあるよ。」
ミケ: 「OK!」

となり、それから僅か1ヶ月半、私がアイディアを考え裏付けになるリサーチし、たどたどしい英語で書いた草書を、元ジャーナリストの能力を活かし素晴らしい英語に書き直してくれます。そして、私がこういう人と会ってヒアリングをしたいというと、彼のネットワークを活かして人を捜し出し、Meetingをセッティングするという・・・まさに私に足りない所を補いながら、私の能力を最大限活かしきる。またその逆もしかりという素晴らしい補完関係です。週平均5件程度のMeetingをいつの間にやらセッティングしてくれています。

今日も、朝からVistageと言うメンターシッププログラムの一環でLAにある飛行船製造会社の見学をした後、昼からミケと一緒に、カリフォルニアに拠点を置く矯正治療に特化した有名なデンタル・グループのCEOであるDr. Snowと、夜からはUCLA Bioengineering SchoolのPhDで、UCLAのTechコミュニティーのリーダー的存在のNailとのMeetingでした。私の考えていたアイディアには確実に一定のニーズがある事が裏付けられていっています。また、技術的にもそれほど難易度は高くないとのことも判明していっています。

Dr. Snowとは、医療法人の運営の仕方や組織文化の醸成の仕方など、深い話しを楽しませ頂きました。私たちの事を気に入ってくださり、医療系のソフトのディベロッパーで、Dr.Snowが知る中で最高の人材を紹介してくださいました。

ミケと親しくなって以降、知らず知らずの内に私のMBAでの経験の質が飛躍的に高まって来ています。本当に、私は運がいいな・・・と感謝しています。

 

アカデミックでは、UCLA Public Policy School との合同授業で、米国の医療政策について学ぶ ”Health Care Finance and Management” を受講しています。この授業でも、アルゼンチン出身のNataliaや日本の厚労省出身の方など素敵な新しい友人ができました。教授に期末に提出する論文は、予定されている課題ではなく、この授業を通じて学んだ事を日本の歯科医療に落とし込んだ内容で書きたいのですが・・・と相談すると、「もちろん良いです。事前に、枠組みだけ相談しましょう」との事。私が書いてきている”日本歯科医療へのテーゼ”を英訳し、オバマ大統領の元で、ACAを実際に作ってきた教授に見てもらえるというのは素晴らしい経験になります。・・・その上、自分の専門性を高める事にもつながり、さらにブログを書き続ける理由にもなりましたので、一石三鳥です(笑)

 

また、私が渡米直後に在籍していたTexas大学では、UCLAより1月早く卒業式が行われます。Texas時代にお世話になった春さんが卒業されます・・・時間が経つのはとにかく早いです。メールでのやり取りで、「ホンマに最高のAustinでの2年間でした。アカッシーいたらもっと楽しかったけどな(笑)」という嬉しい言葉を頂きました。

Austinでの日々が懐かしいです。UCLAとTexasの両方に所属出来た事は、私に取って本当に良かったです。昨年の今頃は、UCLAのwaitlistからの繰り上がりを目指していた日々でした・・・waitlistにならずにUCLAにすんなりと合格出来たなら、それはそれで得られるものは大きかったでしょう。それでも、Austinで、春さんや同級生の浜ちゃんと出会えた事や、7ヶ月半のwaitlistを戦い抜いてUCLAに合格したという経験、その後の今に至までのUCLAでの経験の質を考えると・・・私は、長い間waitlistになって良かったな・・・と心から思います。その時々、回り道に見える事でも、その道を歩んだからこそ得られたものの価値が素晴らしければ、その回り道は、自分にとっての最高のルートだったという事になります。

本年度のMBA受験も、最終ラウンドの選考プロセスの後半に入っています。進学先が決まった方々はおめでとうございます。貴方の人生において最高の時間がまってますよ!その成功の横で、今もwaitlistで繰り上がりを信じて戦い続けている受験生の方々、あるいはまだ志望校からのinterview invitationを信じて気持ちで踏みとどまっている方々は最後の一瞬まで、諦めないでください。幸運は信じている人に訪れます。

私自身も、残り400日をきったビジネススクールでの日々を、最大限の夢を描きながら走り抜けたいと思います。