ここ3日間、LAは雨でした・・・めずらしい事です。雨は嫌いではありません。寧ろ、眠りが深くなるので好きです。

昨日は、LAでTown&Country というCaliforniaで最大級のレンタル業のfounder/CEOのRichard Loguerico にお会いしお話を聞かせて頂きました。最初Town&Country と聞いた時には、ハワイのサーフブランドが何故LAに?やっぱロングビーチとか、サーファーが多いとこだしLAの方が需要が大きいかな・・・とか思ってしましました(笑)

ところがこのTown&Countryは、全く異なる業態の興味深い会社でした。 LAならではというか・・・アカデミー賞/ゴールデングローブ賞から、結婚式の会場設営まであらゆる事を行っているとの事で、広大な倉庫にありとあらゆる会場設営関係の在庫であふれていました。

特に、POSシステム等で管理されている訳でもなく、アカデミー賞などの大型イベントを抜きにすれば、50%の需要は直前の1週間で入ってくるとの事でした。そこで、会場のパッケージングプランを考え、それに合わせた在庫をトラックでサイトまで運び設営。イベント終了後に回収し、メンテナンス等をした上で、再度倉庫に戻す。というHuman Intensive で一見効率の悪いように思えるシステムなのですが、それが絶妙に上手く成り立っている事に驚かされます。確かに、Information Systemを入れると効率が下がるというのも分かります。

Amazonのようなハイレベルなオペレーションは、この会社に当てはめると寧ろ非効率ということでしょう・・・とはいえ、今後の展開としてサンフランシスコやサンディエゴをターゲットとしているとのことでしたので、更なるビジネス展開を考えるには何らかの管理システム導入は必須です。原稿の仕組みはCEOのRichardの仕事に対するPassionと、独自のオペレーションに対する理解が会ってこそ成り立つ仕組みです。”I love this business”. を連発しながら、興奮気味に起業時から現在に至るまでの人生を語る姿には、70前後の老人とは思えないまさにPassionがみなぎっていました。

彼の、経営上のルールの一つが、「同族経営にはしない」でしたがこれは凄く納得出来ます。診断士として、ビジネスでValueを出していない親族がEquity/position双方、あるいはどちらか一方で入り込みすぎているが故に、事業承継が上手く行かずに没落していく会社を見た事が何度かあります。幸い、Richardには、親族ではない信頼できる#2/#3がいる事が明確でした。

Richard からは素晴らしい学びを得ました。Passionを持って取り組める目標・・・それが見つかる事は凄く幸せな事であり、私自身、それを探し求めてここまできました。・・・最近、無性に仕事がしたくて仕方なくなる時があります。それは現状に対するイラつきにも似た感覚です。生き急げるものならいくらでも生き急ぎたい・・・と思います。

最近興味があるのが、healthcare wearable/telemedicine/ゲノム系のビジネスです。これらの分野は先行企業の事例も含めて面白い情報であふれています。最近はこれらの日本社会へのadoptabilityを考えている日々です。

今日は、LA在住の日本人歯科医師のコミュニティーに参加してきました。IBISのWorld report で米国の歯科医療のreport は一通り目を通していたのですが、実際に生の情報を得られた事で、日米の教育制度の違い/医療関連業者の業態の違いなどを把握することができました。やはり、システム的なものに関しては、米国は保守的な日本より進んでいます。

プロフェッショナルとして素敵な方々が多く、楽しい時間を過ごさせていただきました。もう戻る事もありませんが、私の中で歯科医療という言葉が持つ特別な重さが消える事はなさそうです。この1年弱で、私を取り巻く全てが、凄まじい速度で変化しています。

これは文章では伝わりにくい感覚ですが、私は無宗教者でありながら・・・それでも何かに祈りを捧げたくなる時があります。